ガードルとは?おすすめのガードルの選び方をポイントごとに解説

お腹周りやお尻、太もものボリューム感が気になる方は、下半身のラインを美しく見せられるガードルがおすすめです。
ただ「ガードルは締め付け感がきつそう」「着る理由がわからない」と感じている女性も多いのではないでしょうか。
ガードルには、目的別にさまざまな種類があります。自分のウエストやヒップサイズに合うガードルを選ぶことで、ガードル本来の働きを引き出しやすくなるでしょう。
下半身をスッキリ見せたい方に向けて、おすすめのガードルの選び方を解説します。ガードルの選び方に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
ガードルとは?

ガードルとは、女性の下半身のラインを美しく見せる下着のことです。お腹やお尻、太もものお肉のボリューム感やたるみが気になるときに、体のラインを引き締めてくれます。
とくに、下記のような悩みを抱えている方におすすめです。
・産後に体型を戻したいとき
・年齢とともに体型が気になるとき
・姿勢や骨盤を整えたいとき
ガードルを着ることで、体にフィットする服装を着るときに、下着のラインが浮きづらくなる効果も期待できるでしょう。
下半身のラインを整えられると、周りから見たときのボディラインに対する印象が変わってきます。
ガードルの選び方
ガードルによって種類や締め付け感、素材が変わってきます。目的別や好みに合わせて着用してみましょう。
自分に合うおすすめのガードルの選び方について解説していくので、気になる項目から読み進めてみてください。
ウエスト・ヒップのサイズを測る
自分に合うガードルのサイズを選ぶには、メジャーを使って、ウエスト・ヒップのサイズを測りましょう。立ち姿で背筋を伸ばしながら、全身鏡を使うと測りやすくなります。
・ウエスト:お腹のくびれ部分
・ヒップ:お尻の突き出している部分
ウエストは自然体でお腹の力を抜いて測り、ヒップは脚を閉じながら測りましょう。
事前にサイズを把握しておくことで、店舗や通販で正しいサイズを選びやすくなります。
ガードルのウエスト丈で選ぶ
ガードルの種類によって、短いウエスト丈から長めのウエスト丈まであります。
ガードルのウエスト丈の種類は、下記のとおりです。
・ローウエスト:股上が浅いタイプのガードルです。ウエストよりも丈が短いので、お腹周りを出すファッションを楽しみたい方に向いています。
・ジャストウエスト:ウエスト丈まであるガードルです。お腹周りを包み込みたい方に向いています。
・ハイウエスト:ウエストより高い部分まであるガードルです。お腹周りを包み込んで、ウエスト部分をスッキリさせたい方に向いています。
初めて着るときは、ウエスト丈までのジャストウエストのサイズがおすすめです。ファッションや目的別に合わせて、上手にガードルを使いこなしましょう。
ガードルのすそ丈で選ぶ

ガードルの種類には、すそ丈の短いものから長いものまであります。
ガードルのすそ丈の種類は、下記のとおりです。
・ショート:ガードルのすそ丈がカットされています。ショーツ感覚で着ることができて動きやすく、短めのパンツスタイルやスカートを履くときにおすすめです。
・スタンダード:ガードルのすそ丈が4~6cm程度の長さがあります。初心者におすすめのガードルで、お腹周りと太ももの両方をスッキリ見せたい方におすすめです。
・セミロング:ガードルのすそ丈が12~14cm程度の長さがあります。下着のラインや透け感を予防したいときにおすすめです。
・フルロング:ガードルのセミロング以上に、すそ丈が長いタイプになります。太もも全体をスッキリ見せたい方におすすめです。
上記以外には、レギンスやタイツのガードルもあるため、下着以外の用途にも使えます。
初めてガードルを着るときは、無難に着用しやすいスタンダードタイプのガードルがおすすめです。
目的別に合わせて選ぶ
目指したい下半身のラインをイメージして、目的別に合わせたガードルを選ぶ方法もあります。
具体的には、下記のようなイメージをもっている方におすすめです。
・お尻を小さく見せたい、ヒップラインを上げたい
・お腹まわりをスッキリさせたい、くびれをつくりたい
・太もものボリューム感をなくしてスッキリ見せたい
・腰回りの骨を整えたい(産後に使いたい)
お尻やお腹まわり、太ももなど、気になる部分に特化したガードルを選ぶことで、理想のボディラインを目指せます。
素材で選ぶ

肌にやさしいガードルを選びたい方は、素材を重視して選びましょう。たとえば、綿素材100%や天然素材、混合素材を選ぶことで、肌にあたってかゆかったり、チクチクしたりする感覚を避けやすくなります。
動きやすいタイプのガードルを選びたいときは、伸縮性があるタイプがおすすめです。ガードルによっては、柄やレース、色付きの素材もあります。
ガードルの蒸れが気になる方は、メッシュ素材を選ぶことで、通気性が良くなって蒸れづらくなるでしょう。夏場は冷感素材のあるものを選び、冬場は裏起毛やすそ丈が長いガードルを履くと、温度に合わせて調整できます。
生地によって厚手、中間、薄手のタイプがあるので、季節によって使い分けると効果的です。
引き締め感で選ぶ

ガードルの種類によって、引き締める強さが変わってきます。
ガードルの引き締め感ごとの種類は、下記のとおりです。
・ソフトタイプ:ゆるめの締め付け感を求める方におすすめです。休日や夜のリラックスタイムなど、シーン別に合わせて使えるメリットがあります。
・ミディアムタイプ:適度な締め付け感を求める方におすすめです。ある程度の補正力を求めながらも、締め付けすぎないタイプがほしい方に向いています。
・ハードタイプ:強い締め付け感を求める方におすすめです。お腹周りや太ももをしっかりと包んでくれるため、ボリューム感を抑えて美ボディを目指したい方に向いています。
ガードルの締め付け感が苦手な方は、ゆるめのソフトタイプのガードルがおすすめです。腰から太もも周りを補正しながらも、締め付けすぎないのでリラックスタイムや寝るときに使いやすいでしょう。
気軽に使いたいときはソフトタイプ、骨盤や下半身に働きかけたいときはハードタイプなど、目的別に合わせた引き締めの強さを選んでみてください。
試着してフィット感を確認する
店舗で購入するときは、試着することでガードルのフィット感を確かめられます。
ガードルの締め付けが強すぎたり、緩すぎたりすると体感を得にくくなるため、体に食い込まずにズレないものを選びましょう。
着用後は、脚を上げ下げしたり、歩く動作をしたりすることで、体のフィット感を確認しやすくなります。
ウエストやヒップサイズがわからないときは、店員に測ってもらう方法がおすすめです。ガードル選びに失敗しにくくなり、自分にピッタリな正しいサイズを知ることができます。
ショーツタイプ・重ね着タイプから選ぶ
ガードル1枚で着たいときは、ショーツとして着られるガードルがおすすめです。ガードルを重ね着したときに感じやすい蒸れをなくしやすくなります。
下着の上からガードルを着る場合は、通常タイプのガードルを選びましょう。ガードル1枚だけでは、汚れが気になるというときにおすすめです。
通常タイプのガードルは、基本的には下着の上から着るのが正しい履き方になります。
機能で選ぶ
体型や骨盤を整えたいときは、体型補正タイプのガードルを選びましょう。体型補正を重視したガードルは、お腹周りやお尻、太ももなどをスッキリ見せやすい機能が整っています。
たとえば、お腹周りのはみ肉に特化した内容を選ぶと、気になるお腹周りを引き締めて美しく見せられるでしょう。ほかには、太もも部分を美しく見せたいときは、長めのすそ丈を選ぶと、脚全体を引き締めやすくなります。
運動しながら下半身を引き締めたいときは、エクササイズ歩行のサポートタイプのガードルがおすすめです。下半身のラインが美しく見えるだけでなく、歩行するときの姿勢を調整しやすくなります。
産前・産後にガードルを使う

妊娠している方や産後の方が選ぶときは、産前や産後用のガードルを選びましょう。一般的なガードルを使う方法もありますが、産前や産後の体に合わせた設計になっており、体に配慮する形で着用できます。
とくに、産後は妊娠の影響により、骨盤がゆるんで開きやすくなるため、体型を元に戻すまでに時間がかかることがあるでしょう。体重が増えてしまい、お腹周りやお尻、太もものお肉が気になることもあります。
ガードルを使うことで、骨盤をサポートする役割やボディラインを整えやすくなるため、以前のようなボディラインを取り戻したい女性は必見です。