靴擦れが起こる原因と対処方法・予防方法を簡単に解説

外出中に足元が痛いと感じ、気づいたら靴擦れが起きてしまうことはありませんか。 お出かけ中に靴擦れが起きると、気分が沈んでしまいますよね。 靴擦れを起こさないためにも、靴擦れの基本知識を押さえておくことが大切です。
靴擦れが起こる原因と対処方法、予防方法を解説していくので、ぜひ参考にしてください。
靴擦れが起こる原因とは?

靴擦れは、足のサイズと靴のサイズが合わないときに起こります。 たとえば、靴のサイズが大きいと足の間に隙間ができてしまい、肌に当たって擦れてしまうのです。
また、履き慣れていない新品の靴を長時間履いてしまうと、靴が硬い状態のままなので、履き口が肌に当たり擦れることがあります。
ほかには、外反母趾(がいはんぼし)と呼ばれる症状で、足の親指が内側に曲がってしまった影響で、靴擦れが起きる原因になることがあるでしょう。
靴擦れが起きると、足首や指の部分などに、皮むけや水ぶくれができる原因になります。靴擦れを起こさないためにも、事前に対処・予防することが大切です。
靴擦れの対処方法は?

靴擦れが起きたときは、傷口に絆創膏を貼って保護しましょう。はがれやすいときは、絆創膏の上からテープを貼ってみてください。手洗いをしてから貼り付けることで、傷口を清潔に保ちやすくなります。
靴擦れ専用の絆創膏は、ドラッグストアなどで販売されているので、絆創膏がはがれてくるときにおすすめです。 水ぶくれになったときは、つぶさないようにして、靴擦れ部分を保護パッドで覆うことで、傷口に衝撃を与えずに対処できるでしょう。
靴の間に隙間があるときは、ティッシュを折りたたんで応急処置のクッション代わりにする方法もあります。外出先の場合は、足元を休めるために立ち止まったり、椅子に座ったりして様子をみましょう。
靴擦れした部分を治療したいときは、皮膚科に訪れて治療薬をもらう方法もあります。基本的には、自然治癒で治りますが、症状がつらいときは我慢せずに医療機関を頼りましょう。
また、新品の靴を履いているときは、靴の履き口部分をやさしく手で揉みほぐすことで、靴が馴染みやすくなります。靴を傷めないように注意しながらお試しください。履き慣れないうちは、近場に出かけるときに使うことで、靴が少しずつ足に馴染んでくるでしょう。
靴擦れの予防方法は?
靴擦れを予防する基本として、足のサイズに合わせた靴のサイズを選びましょう。メーカーやブランドによっては、同じサイズでも大きさが微妙に変わってきます。
靴のサイズが大きいものや小さいものを避けるためには、事前に試着して購入する方法がおすすめです。実際に履いてみることで、靴のフィット感を確かめやすくなります。
靴を履いたあとは、簡単に歩く動作をすることで、靴を履いているときに違和感がないか、足先がきつくないかなど、履き心地を確認できるのでおすすめです。
また、サンダルやパンプスを履くときは素足でなく、靴下やストッキングをはきましょう。新品の靴を履くときは、短い丈や薄手の靴下を避けることで、肌の摩擦を減らせるため、靴擦れを予防しやすくなります。
靴擦れしやすい部分には、事前に保護テープを貼ったり、保護パッドを活用したりする方法もおすすめです。ほかには、靴の大きさを調整するインソール(中敷き)を入れる方法や、シューストレッチャーを使って靴を伸ばす方法などがあります。
靴用のパッドを使うことで、つま先・指・かかと・甲の部分に対応した中敷きとして使えるだけでなく、クッション性をもたせて靴擦れを予防しやすくなるでしょう。